2007年09月11日
ステッチングマシンを作る その1 そもそもステッチングって?

image:撮像面積の比較(っていうか、こんなに大きい図にしなくても良かったですよね)
言葉の意味は、小さなパーツをつなぎ合わせて大きなものに仕上げるってとこだろうか。
つまり、APS-Cサイズの撮像素子を縦横に動かして、6×7(cm)や4×5(inch)等の、より大きな画像を得ようというわけである。それを可能にするためにはいくつかの条件が必要だ。まずはじめに、イメージサークルの大きいレンズ。これは当然6×7や4×5カメラ用のレンズを選ぶことになる。そして、D200を正確かつスピーディーに移動させるための機材。中でもスピーディーさはとても重要なポイントになるだろう。屋外ロケなどで風が強い時などでは、刻一刻と光の条件が変化するためだ。しかし、どんなに頑張って素早く動かしても、流れる水や移動する被写体は撮影できない。これはステッチングの最大の欠点であるが、要は被写体を選ぶ撮影法であると割り切るしかないのだろう。しかし、その効果には大きな期待ができそうである。上に示した図は、D200のAPS-Cサイズ撮像素子の面積と、6×7や4×5のフィルムサイズを並べたものだ。6×7相当の面積を撮影するためには横3列、縦4列の計12カットを撮ればよい。4×5ならば横5列、縦6列の計30カットでやや小さいが概ね4×5サイズとなる。この時得られる画素数は後のつなぎ合わせるためのマージンを考えて1カット1000万画素としても6×7でおよそ、1億2千万画素。4×5に至っては3億画素となる。恐ろしい画素数だ。しかし、同時にいくつかの疑問や不安がよぎる。疑問とはRAW画像として記録するべきなのか、ということ。データ量の問題もあるのだが、あまりに手間がかかりすぎやしないかと、思ったりする。不安は、つなぎ合わせるためのアプリケーションだ。Photoshopで全て行うにしても、かなりの覚悟が必要だろう。そして、もう一つの不安は構造的な問題だ。そもそもD200にしろ他社の一眼レフデジタルカメラにしろ、ステッチング撮影を考慮したカメラなど存在しない。どういう問題が起きるかと言えば、広い面積を撮影しようとして移動量を大きくした場合、マウントリングやボディそのものがケラレの要因になるかもしれないと言うことだ。いろいろ調べているうち、次のような記事を見つけた。
http://www.luminous-landscape.com/reviews/cameras/Horseman_LD.shtml
ホースマンLDは前の記事でも紹介したプロ用機材だ。したがってレビューや実例の紹介などはほとんど見つからないのだが、ここでは詳しく紹介されている。この中でもやはり大きな移動量の時の、ケラレ=ビネッティングとして問題視されている。
投稿者 天一郎 : 2007年09月11日 21:44
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コメント
はじめまして、杉浦@名古屋(ハンドルネーム PEC)といいます。
新藤さんのところから来ました。私もこんなにも本格的ではありま
せんがスティッチに魅せられた一人です。このblog、興味深く読
ませていただきました。また、時々寄らせていただきます。よろし
くお願い申し上げます。
投稿者 PEC : 2007年09月13日 22:45
PECさん、コメントありがとうございます。
偉そうなことばっかし書いていますが、まだまだ勉強中です。
温かく見守ってやってください、よろしくお願いします。
投稿者 天一郎 : 2007年09月13日 22:57









