2007年09月03日
機材の改造 その8 ホースマンLDとマクロビュー503

Left:HORSEMAN LD Right:MACRO VIEW 503
デジタルカメラがフィルムカメラを圧倒しているのはプロの世界でも同様であり、様々なデジタルデバイス製品がリリースされている。たとえば、Phase OneのP+シリーズはHasselblad V, Hasselblad H1,Mamiya 645AFD,Contax 645に対応したデジタルバックで、P45+は7,216×5,412ピクセル、3900万画素の画像を生成する。しかし、あくまでフィルムの代わりにCCDを配するという発想だ。
アオリ撮影を前提とするならPhase One FX+for 4" x 5" camerasを選ぶことになるのだが、驚くのはそのスペックで1億3千万画素の画像を生成する。価格も驚きの¥5,040,000(税込)。これにプラス取り付けアダプター¥420,000(税込)が必要だ。こんなシステムで一体何を取ればいいのでしょうか。
もうちょっと現実的なところで、(株)駒村商会のホースマンLDがある。これは、同社のホースマンLシリーズという大判カメラシステムにキヤノンEOSマウント/ニコンFマウントのデジタル一眼レフカメラを装着するもので、とてもよく考えられた製品だ。
http://www.komamura.co.jp/digital/LD.html
価格も、一通り揃えたところで、¥400,000でおつりが来る。Phase Oneを見たあとでは、思わず買ってしまいそうになる価格だ。もちろん、冷静になれば自分の財政状況ではかなり無理があるのは明白だ。しかしこのあと私が歩んだイバラの道を思い起こすと、素直にこのホースマンLDを買った方がよかったかもしれない。もしもデジタルカメラでアオリ撮影をされたい方がいたら、ホースマンLDを強くオススメする。
また、大判用レンズは使わない、もっとコンパクトなシステムを所望されるならワイズクリエイトから販売されているマクロビュー503も良いかもしれない。
http://www.yscreate.co.jp/info/origin.html
ともかく、これらの商品で素晴らしいのは、カメラをマウントする部分の作り込みだ。どちらも、中判用レンズの取り付けが可能となっているが、忘れてはならないことにフランジバックがある。この数値をクリアしつつ、アオリの動作領域を確保するためには、カメラボディをマウントする部分を限りなく0に近づけなければならない。なおかつ、カメラ自体を回転させるレボルビング機能までも考慮しなければならない。ちなみにNIKON PB-4のカメラボディのマウント部分は良くできており、レボルビングも可能だが、いかんせん厚みがあり、フランジバックを考えるといかに中判用レンズであっても動作領域に割り込んできてしまう。その点、両商品は薄いプレート状のボディマウントを採用しているため自由度はかなり高いようである。
しばらくは、この2つの商品のことをもっと知る必要があると感じ、検討、研究する中で非常に重要なキーワードを見つけ出した。
これまで画素数が足りないと嘆いていた私に一筋の光明を与える画期的な着眼点。
それはステッチング撮影だ。
投稿者 天一郎 : 2007年09月03日 02:42
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